作業と仕事は違う、仕事の出来る人になろう
前回の記事で、「HTMLはテキストを装飾する作業」と書いたけど、
この記事でのキーワードは「作業」です。
作業は誰でも出来るが、仕事はプロフェッショナルにしかできない
テキストを装飾するのは’作業’です。
何故なら、その作業は誰でも出来るから。
ちょっと語弊がありますね。知識(スキル)がある事が前提です。
ただ、その知識(スキル)は誰でも得る事ができます。
作業するだけのスキルなら、テキスト(参考書)を全て覚えればいいし、
YouTube上に膨大な動画が投稿されています。
それを見て覚えれば済む話です。
私が以前勤めていた会社の上司がこんな事を言っていました。
「言われた事をやっているうちは’作業’、仕事とは自分で考えて
やるものだ。」
当時の私にとっては衝撃的な一言でした。だって、作業をしていても
それなりの給料を貰えていたんだから。
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でも、今ならよく理解できます。日本社会を取り巻く環境を見れば。
即ち、「作業しか出来ない人は要らない、仕事の出来る人が欲しい」
文章を装飾するHTMLの仕事がどうして海外に外注化されているのか?
それは作業=誰でも出来るからです。
誰でも出来るなら作業なら、安くやってくれる人に頼むのは自然な流れです。
企業にとってコストをかけるべきはそこではない。
売り上げを上げるためには仕事の出来る人材が必要なわけです。
私は現在、Web業界を目指す就職支援の訓練校に通っているわけですが、
コレは業界云々より仕事をしていく上での本質的な話だと思います。
訓練生の器を広げる授業と以前の記事で書いたけど、そう気付かせてくれた
だけでも、この訓練校に通って良かったと思います。
仕事が出来る人とはどんな人を言うんだろう?
一言で言ってしまうと「プロフェッショナルな人」ではないでしょうか?
野球選手で言えばイチロー、サッカー選手で言えば本田圭佑。
共通しているのは、’プロとして’自分自身に妥協せず、常に新しい事に
チャレンジする。
努力を怠らず、チャレンジし続けているって事です。
イチローや本田圭佑だと遠い存在だけれど、身近にも
必ずプロフェッショナルな人がいます。
例えばショップの店員。
プロフェッショナルな接客をする人がいれば、
作業的(マニュアルを踏襲した)な接客しか出来ない人もいます。
同じ場にいながら、見えている世界が違うわけです。
そこにマニュアルはありません。
プロは入ってきたお客さんを見て、その服装・表情・もしかしたら
足取りを見て接客しますが、それが分からない人は
お客さんが来たから接客しよう、と言った具合です。
いくらお客さんが来たら服装を見て、表情を見て、と教えても、
それだけだはプロフェッショナル人と同じ世界は見れないのです。
マニュアルには書けない、マニュアルを超えた事ができる人が
プロフェッショナルな人だと思います。
そう考えると、やっぱり仕事は自分が好きな事、情熱を注げられる
ものを選ばないとなりませんね。
’好きこそ物の上手なれ’
とはよく言ったもの。でも、これが本質ではないでしょうか?
嫌いでも我慢してやり続けていれば給料の上がる時代は終わりました。
Web業界と言っても、幅広い。
私はどの分野に情熱を注げられるんだうか・・・
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